表現者たる作家さんは自分自身の主張を持っていて
日々それを研鑽すべく、ひろく学ばれていることと思います。
そこには専門性や、得意を活かしたニッチなこだわりが
活かされていて、それが読者を楽しませる魅力の源泉となります。
どこかで聞いたような話や視点に留まらない
その人でしか表現できない世界を作品に求めるのが読者で
読ませるための絶え間ない努力をしているのが作家さん
この関係は不動のものでしょう。
そしてそれを進めていく作家さんにとっては
自分らしさ、自分ならではの作品性と世界観を
継続的にかたちにしていくことは本当に大変なことだと
思います。
さて、今回の私からのアドバイスは
異見と異聞を意識して取り入れるようにしてみることで
創作活動に新陳代謝を組み込む
というものです。
異見(いけん)というのは意見の間違いではありません。
異なる見解、考え方に積極的に耳を傾けるという意味の言葉です。
そしてまた異聞、いつもとは違う分野について調べてみることもいいですね。
あまり読まない分野の本を読んでみる
これまで興味を持っていなかったアーティストの曲を聴く
敬遠していた映画をまっさらな気持ちで観てみる
そしていちばんおすすめなのは
まったく違う分野であなたと同じように創作に取り組む
作家さんと話をしてみるのもいいかもしれません。
さあ今日は
ちいさな異見や異聞に向き合ってみてはいかがでしょうか。