愛されるために

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正月早々、眼に違和感がある。顔を洗うと目がシバシバして浸みる感じだ。市販の目薬を点眼しても一向に良くならない。果たして結膜炎か!そんなの大したことないわよ!という細君の冷たい言葉をしりめに僕は近くの眼科医院に行った。そうすると若くてぽっちゃりした女性のスタッフさんが、僕の高齢者保険証を見ると優し案内してくれた。まずは視力検査。マスクをしているので兼眼鏡が曇る。そうすると優しく手助けしてくれる。涙がでるとティッシュで拭てくれる。なんとまあ、老人とは心地よいものか。ここは構わず甘えるのが得策。ドクターも優しい。結局軽い結膜炎だったので点眼薬をもらって帰る。しかし日ごろ細君から虐待されている僕は、若い看護婦さんの接遇が心地よく雰囲気がまだ残っている。そうだ、これからは愛される老人になならねば!僕はひそかに新年にあたり今年の目標を決めたのだった。お父さん!何にやにやしているのよ、気持ち悪い!ああ、せっかくの夢心地も細君の怒声で儚くも吹っ飛んだのでありました。