医療の現場からレポート⑦

心の運動療法家、岡本浩之です。

精神科クリニックで診療をしていて感じたこと、思っていることを「医療の現場からレポート」と(大げさに)題してお伝えしていきます。

緊急事態宣言解除に向けて

新型コロナウイルス新規感染者数が日々発表されていますが、ここの所全体的に減少傾向ですね。そのため、多くの県で緊急事態宣言が解除されました。

もちろん、緊急事態宣言が解除された、解除されそうだからといって新型コロナウイルス感染拡大前と同じ生活に戻すのは難しく、以前との変化に戸惑ったりストレスを感じながらの生活にはなると思います。

緊急事態宣言が解除されてもまた感染拡大が再度起きることは予想されますので、再度緊急事態宣言が出て、という繰り返しになるものとも考えられます。

大きな変化が今後も予想されるので、引き続き精神的には消耗しやすいですね。

2ヶ月以上の病院寝泊まり生活

私自身も、感染拡大を受けて病院に寝泊まりをするようになってから2ヶ月以上が経過しました。

いつもと違う状況に過剰なほど適応しようとやや躁的になっていた(意識的にではなく無意識な変化です)ように思います。今までと違うことをドンドンやってみたり、zoom等を通して人との交流が増えたり。私の周りにもこれまでにも増して精力的となっている方が多くいらっしゃいますが、疲れすぎてしまわないかと勝手に心配をしております。(自分の心配だけしていろ!とおしかりを受けそうですが)

私の場合はやや躁的になっている状態はやはりと言いますか長く続かず、徐々に疲れは出ているなと自覚しています。もちろん、活動的になりすぎないよう自分にブレーキをかけたり、睡眠時間を今以上に削らないようにしたりと調子を崩さないように意識はしていたので、通常通りの生活は出来ていますが。

私が疲れているから皆さんも疲れているはず、と単純には言えないですが、精神疾患を抱えている方の中にも疲れや不調を感じている方が多いようですので、前週に引き続きzoomを使ってのお悩み相談、共有ミーティングを企画しました。

第2回zoomお悩み相談、共有ミーティングルーム開催

前回は対象者を「精神疾患であることをオープンにして働いている方」としましたが、今回は「精神疾患を抱えている方(受診していない方を含む)」としました。

様々な背景を持つ方がいらっしゃるので、話題が散逸しないようトークテーマを「新型コロナウイルス感染拡大による心身の変化」、「日常生活、仕事、学校での悩み」、「現在の精神科治療に対して思うこと」と事前に決めさせて頂きました。

直前にTwitter、Facebookで告知をしたのですが、5人定員で5人の方が参加を希望して下さいました。1名の方は当日に調子を崩されて参加出来なくなりましたが、4名の方にはご参加頂き、90分間お話を伺いました。

最後に少し時間が余ったこともあり、オンライン診療についてどう思うかというテーマでもお話を伺いました。

抱えている悩み、困っていること、治療について思うことを話して頂き、また私に質問もして頂いてとても勉強になりました。

今回も私と1度も会ったことがない方にもご興味を持って参加して頂き、オンラインならではの交流をすることが出来ました。

月2回くらいの開催ですと無理なく出来そうなので、次は6月に開催を検討しております。

次回は、「発言はしたくないけど話しを聞いてみたい」という精神疾患の方にも「マイク」「ビデオ」をオフにしてご参加頂けたら良いなと考えています。

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