英語の発音はよくできるのか? その4

英語の発音はよくできるのか? その4

 

英語の発音をよくすることは、可
能です。ただ…

厳しくては、学習者は続かない。

これが現実でしょう。

なにしろ、英語は、多くの人が苦
手意識を持っています。

学校でも十分な指導のない発音
なら、なおさらです。

それで、厳しく指導されても、気
が重くなるばかり。

気が重い状態、イヤイヤな状態で
は、脳は働いてくれません。

それじゃ、いくら時間をかけたっ
て無駄です。

だから、教える側が、まずすべき
ことは、

学習者の脳がよく働いてくれる
ような環境を作ること。

じゃ、脳がよく働くようにするに
は、どうしたらいいのか。

学ぶ対象がおもしろければいい
んです。

おもしろければ、ゲームのように、
夜明かしでも続けらるものです。

そういうときは、脳もあまり疲れ
ませんよね。

それどころか、脳は活性化します。

いろいろ攻略法なんか考えつく
わけですから。

頭がフル回転してるんです。

だから、ゲームのような楽しい状
況を、発音学習でも(ほかの分野
でも)生み出してあげられれば、
いいというわけです。

 

◆楽しい状況を生み出すには

では、ゲームのような楽しい状況
を、発音学習で生み出すには、ど
うすればいいんでしょう?

「自分にもできる!」
「うまくいった!」
「英語っぽい!」

そんなふうに学習者が感じられ
るような、指導をすることです。

しかも頻繁に感じられるように
すること。

そうしたら、学習者は楽しくなっ
て、続けられるわけです。

ただ、そのためには、指導法が大
事になります。

細かく計画を立てておかないと、
いけないんです。

行き当たりばったりの指導では、
ダメということです。

例えば、こんな感じです。

ある事項の説明をしたら、それを
学習者にやってもらう、という流
れを作る。

そのとき、確実に成功できるよう
に仕組んでおく。

そのためには、説明と練習問題を、
周到に準備しておかないといけ
ない。

学習者には意味不明な表現、わか
りにくい説明や指示などは、徹底
的に避ける。

また、1つの練習で、新しいこと
をあれこれさせないようにする。

気兼ねなく練習できるよう、間違
えてもかまわない、と言っておく。
(特に声を出す練習では、これが
重要です。)

こういう準備をしておけば、学習
者は、練習もうまくこなせます。

それが繰り返されれば、だんだん
発音に自信を持てるようになり
ます。

発音学習がおもしろくなってい
く、といわけです。

前向きに取り組めるようになる
というわけです。

ただ、学習者に発音学習で成功体
験を積ませるためには、一つ知っ
ておくべきことがあるんです。

それについては次回!

 

◆9/15は実践英語教育塾

9/15(土)に、英語教育のリアル・
セミナー「実践英語教育塾」を開
催します。

午前は、菅原勉上智大学元副学長
による英語教育の哲学。

これからの英語教育はどうある
べきか、言語学者ならではの視点
で語ります。

午後は、ボクが、基本単語の発音
指導法のトレーニングをします。

あわせて、時間があれば、上のよ
うな話もします。
http://www.hth-c.net/archives/2109

 

なお、9/19(火)の、パールハーバー
ライブセミナーでも、基本単語の
発音を取り上げます。
http://pearlharbor.lms-l.jp/class/jitsuyo/phnogawa/00000641.php

ただ、ネットセミナーと、リアルセミ
ナーでは、扱う単語や扱い方が異
なります。

お楽しみに!